Agri Next選書3
[農・食・医]の世界から
「野の声」をきく
この本は以下の3項目で構成されています。
●其の一●
[農]の世界から「むらざと」の声をきく。
過疎化や高齢化がすすむ農村。その状況を享受しながらも農地の荒廃に歯止めをかけるために立ち上がった日本一うまい米づくりの産地と定評のある村・新潟県北魚沼郡広神村の地道な取り組みを3年間の流れの中で綴る。
●其の二●
[食]の世界から「食物の語る声」をきく。グルメや美食に象徴される「食べる」という欲。食欲という過剰消費のツケが身体にまでまわってきた現代。いま改めて「食べるということ」は何かを、料理研究家・加藤郁子さんが取り入れた食の陰陽や薬膳の世界から考える。(誰でもつくれる春夏秋冬の料理メモつき)
●其の三●
[医]の世界から「からだ」の声をきく。対処療法や薬に頼る現代人が忘れてしまった人間本来の自然治癒力。「癒す」という事は何かを、ひとりの女性治療師・野本美保さんが出会った「快医学」を通してリポートすると共に、彼女の日常の取り組みを紹介。