大便、小便とはまさに字の通り。からだからの大きな便りと小さな便りなのである。便りはいろんなことを知らせてくれる。せっかく知らせてくれてもこちらが鈍感ではからだに申し訳ない。毎日の体調と大便、小便を観察して見て下さい。個人差はありますが、色、臭い、形で食べたものや体調が分かります。
健康な人の一日の回数
大便 1回
小便 4〜5回大便の形
柔らかい、水・・・・甘いもの、果物、コーヒー等の取り過ぎ(陰性過多)
普通・・・・・・・・バランスがとれて健康(中庸)
固い・・・・・・・・動物性、塩等の取り過ぎ(陽性過多)
細い・・・・・・副食の取り過ぎ
太い・・・・・・・・穀類とのバランスがよい大便の色
黄色、緑・・・・・・・・野菜、果物の取り過ぎ(陰性過多)
黄土色・・・・・・・バランスがよい(中庸)
焦茶色、黒色・・・・・・・動物性の取り過ぎ(陽性過多)
白色・・・・・・・・肝臓の病気があるとき
血便・・・・・・・・腸、痔の病気のあるとき大便の臭い
健康な便・・・・・・・良い匂い
不健康な便・・・・・・・悪臭健康な小便
色が少しついて透明感
不健康な小便
色が異常に濃い、悪臭、濁っている
「最近夜も遅くて食事も大丈夫かしら」と母親が心配してぼやいていたら、朝、息子のあとにトイレに入った父親が「あいつの大便は長く大きく、しっかりと一回で流れずにあったから、夜は遅くても心配することは無い、大丈夫だ」と云ったという話を聞いたことがある。
赤ちゃんのうんこを母親がなめるように観察している姿は見ますが、日常の、この父親の姿、素晴らしいとは思いませんか?
太い長い便は、みなさんも試してみるといいですが、しっかりと穀類(玄米や胚芽米や雑穀)をよく噛んで、副食を少なめにしないと、こんな立派な便はでません。
父親はそこまで見抜いていたのです。
1〜2週間ぐらい自分の体調と食事と便の様子を記録してみませんか? きっとからだから素晴らしい便りをもらえます。自分のからだがいままで以上に分かり、体調を崩した時にはきっと役に立ちます。そしてからだの喜ぶ声が聞こえるでしょう。
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