体のバランスが崩れると病気になりますよね。

バランスのとれている状態を0(ゼロ)としますとね、病気というのは「マイナス」に傾き過ぎたり、「プラス」に傾き過ぎた状態といえるのです。

人間の食べる食物でいうとですね、穀類(玄米、麦、稗、粟、など)が0(ゼロ)に一番近いのです。

だから、穀類をしっかり採っていると病気になっても軽いし、バランスを取り直す時間も短くて済む、ということなのです。

しかし、マイナス過剰で病気になった時はプラスのものをもって来ないとゼロにならないよねぇ。このぐらいは、このおばあでも分かる。
例えばマイナス10をゼロにするには、プラス2そしてプラス3・・プラス4・・プラス1でゼロになるし、いきなりプラス10という方法もある。そのプラス10の方法が、云えば黒焼きという方法なのですじゃ。

「物に障ったら、そのものを黒焼きにして飲むといい」と親から云われたこともあったが、それのようじゃよ。「陰極まれば陽に転ずる」ということ。昔からよく知られている黒焼きを2、3紹介しとくからやってごらんなさいな。


●ナスのヘタの黒焼き●(焼き塩を混ぜる)

口内炎、歯通、歯槽膿漏、扁桃腺、気管支炎のとき指につけてすり込む。

●梅干の黒焼き●

風邪、下痢、冷え性に耳かき1、2杯から様子を見て飲む。

▼作り方▼

土なべに材料を並べて、穴や隙間を小麦粉をねって密閉して2〜4時間弱火にかける。火を消して容器が冷めてから蓋を開けること。最近は、自然食品店で出来たものを市販している。


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これ以外のコトで体調を崩して「何とかならないものか?」と
思っているアンタさん。

おばあが囲炉裏庵におるので、直接
話してみませんかの。


その後でじゃの、
季節と身体と食事の関係の基本を知るのも一考じゃよ。
その場合は
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参考にしてくださらんかの。