風土記八十八選
第七選
牧
歌
の
中
で
ゆったりと草を食む牛や馬たちは、その優雅な姿を、平和の象徴かのように無防備に大地にゆだねる。
(長野県奥山田)
そして一日中、優しさを漂わせ、おおらかさの極みの世界に暮らす。
まさに、牧歌。
しかし、この優雅さの影には、
今日も、やむにやまれぬ思いで、
ひとり、また一人と、
経済競争に敗れ、去っていく牧場経営者の姿がある。
(北海道日高)
一見、優雅に見える世界には、
関わり続ける人たちのこだわりや、苦難を泰然と乗り越えるひたむきな姿が隠れている。
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●第一選・四万十川(PHOTO:約75KB)●第二選・枯木又(PHOTO:約55KB)●第三選・はざかけ(PHOTO:約65KB)●第四選・紅葉の頃(PHOTO:約140KB)●第五選・早春の房総(PHOTO:約75KB)●第六選・田・春夏秋冬(PHOTO:約120KB)●第七選・牧歌の中で(PHOTO:約55KB)●第八選・夕焼けの丘(PHOTO:約46KB)●第九選・高原の晩夏(PHOTO:約167KB)●第十選・内海・周防灘(PHOTO:約68KB)
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